診療時間
※午前中はご予約の内視鏡検査のみ行っております。一般外来は午後のみとさせて頂きます。
※受付は診療時間終了の15分前まで(初診の方、採血検査のある方は30分前まで)
 
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◎予約内視鏡検査  ○外来診察
△第3土曜日のみ予約内視鏡検査
・各種保険対応
・休診日:土曜、日曜・祝日、木曜午後
受付は診療時間終了の15分前まで(初診の方、採血検査のある方は30分前まで)
内視鏡検査とは?
内視鏡Q&A
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内視鏡Q&A
Q1
胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査は辛くないですか?
胃内視鏡検査は一昔前は苦しい検査の代表に考えられていました。 確かに内視鏡スコープは細くなりましたが、今も工夫なしに検査を行えば苦しさは変わらないと思います。
しかしながら、のどの麻酔を上手に行った上若干の鎮静剤を用いれば、苦しいという印象は払拭されるはずです。 むろん、のどの反射が強くてのどの麻酔がかけられない方も少なからずいらっしゃいます。 こういう方には鎮静剤を工夫(薬剤変更・追加)すれば、やはり楽に受けて頂けます。

大腸内視鏡検査も、いやな印象を持つ方が多いようです。以前の検査が痛かったからと 振り返る方も少なくありません。
大腸は曲がりくねった臓器ですから胃内視鏡検査に比べて 医師のスコープ操作に熟練が求められるのはもちろんです。 そんな中、当院では上手に 蛇腹状に腸を畳んで奥へ挿入していく手技を行っています。
人が痛みを感じるのは、スコープで押された時なので、押さずに腸管を畳んでいくのは 理想的な方法であるとされています。
また、腸は緊張すると硬くなりスコープが挿入しにくくなります。
こうなると検査を行う側だけでなく受ける側も大変になるため、大腸内視鏡検査の際にも軽い鎮痛剤を使用して、 緊張を取ることをお勧めしています。

また両検査とも内視鏡で使用する空気量が多いと検査後に不快感が残ります。 検査の際には使用する空気量を極力少なくしている事は当然です。

当院で使用する鎮痛剤はドルミカムです、今まで3万件近くの使用経験がありますが、重篤な呼吸障害は皆無でした。

Q2
検査にかかる時間はどの位ですか?
検査そのものの時間は、胃内視鏡検査は5分ちょっと・大腸内視鏡検査は15分程度です。
鎮痛剤を使用するので検査後30分はベットで休んでいただきます。従って、胃内視鏡検査であれば最短で1時間でクリニックを出ることが可能です。
大腸内視鏡検査は検査前に下剤を飲んで大腸内を洗浄(便を出す)しておく必要があり、この洗浄を自宅で行ってくるかもしくは院内でするかでクリニックにいる時間は変わります。 自宅で大腸がきれいになっている場合は院内の滞在時間は2時間強、院内で洗浄を行う場合、およそ4時間から6時間を要します(個人の腸の状態、食生活などによっても多少の長短があります。)
Q3
スコープの消毒はどう行っていますか?
当院ではすべての検査毎に機器洗浄を行っています(使用機器:カイゲンWM-S)。
従って、検査前に感染症の有無などを調べることは、原則行っていません。
Q4
大腸のポリープ切除は出来ますか?
外来処置が原則なので、大きさが最大直径20ミリまでの大腸ポリープなら当クリニックで取ることが可能です。 最新の機器・手技で対応いたします。
ポリープ切除は、切除後が大事です。切除後に出来た傷(潰瘍)が治るまでの養生が何よりも大切です。切除後に、出血・ 腸管に深い傷が出来た場合は再内視鏡検査・関連施設(池袋平塚胃腸病院など)への入院の可能性のあることをご記憶下さい。
Q5
ピロリ菌の除菌に二回失敗していますが、もう除菌できませんか?
10年前はピロリ菌が胃にいることが分かっても、症状がない場合、除菌は必要がないといわれていた時期もありました。 しかしピロリ菌が胃がんの原因のひとつであることが分かった現在、ピロリ菌腸性者は全員除菌の対象になります。
この除菌に使う抗生剤に(一般的にはアモリン・クラリス)ピロリ菌が、耐性であると除菌は成功しません。

除菌は二回まで保険で行えますが、それ以降は、抗生剤を変更した除菌になり新たな治療には保険は使えず自費になります。この三回目以降の除菌も対応させていただきますのでご相談下さい。

Q6
便潜血反応陽性はどう対処すればいいですか?
実際に陽性者の5%程度にしか病気を認めないのですが、一度でも陽性になった場合は必ず内視鏡を受けるべきです。
がんでなくとも陽性者の多くに、がんの一因になるポリープが見つかることは日々経験することです。
Q7
大腸に憩室があると言われました。内視鏡がとても辛かったのですが、内視鏡を楽に受けられませんか?
憩室のある方は多くの場合、腸管が硬くなっているためスコープを体に入れるだけで不快感を持つことが多く、奥にスコープを進めるにつれ痛みが増すことが殆どです。
当院では鎮痛剤使用に加え細いスコープや胃内視鏡を使うことで、 憩室のある方でも痛みのない内視鏡を心がけています。
Q8
内視鏡検査を必要とする症状とは?
外来に来て頂いた最初から、内視鏡をお勧めすることは多くの場合ありませんが、 消化管の病気の多くは内視鏡をした方が、診断が適切につき、正しい治療ができます。

胸やけがする・すっぱいものがこみ上げる
胃食道逆流症の疑いがあります。

胃の辺りが痛む
胃痛の殆どは胃炎によるものですが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の可能性もあります。

背中が痛む
整形外科などで筋肉・骨の異常が認められない場合、最初に調べる部位は膵臓ですが、 十二指腸潰瘍でも背中が痛むことはよくあります。

のどの違和感
のどは耳鼻科領域と思われがちですが、現在はのどの下2/3は消化器内視鏡医が診る時代です。 特に喫煙と飲酒を共にする方は、咽頭がん・喉頭がんの可能性が高くなります。

下痢が続く
不自然に長い下痢に加え、慢性的な腹痛が加わるような場合、潰瘍性大腸炎などを疑われます。

通勤途中、始終用足しに電車を降りる
最近よく言われる、過敏性腸症候群の可能性もあります。 この病名を正しくつけるためにも、 便潜血反応・大腸内視鏡で他の病気でないことを証明しておく必要があります。

便秘と下痢を繰り返す
飲酒が多い人には、多く見られる日常の便通ですが、そうでない人には、時には大きな病気の予兆になることもあります。大腸癌などの可能性もまったく否定出来ません。